KASURI(かすり)
さくら色にみる
キッチンマットのかたちくらべ。
マット専門店 織人しきもの屋工房、店長の安田耕造です。
今回は新しいシリーズKASURI(かすり)さくら色のキッチンマットを題材に同じサイズ、同じ色でキッチンマットの形の違いと印象を見ていただきたいと思います。
■ サイズが選べるノーマル型キッチンマット
普通という感じの印象ですが、キッチンにサイズが合っているという状態は実はあまり普通ではありません。
市販品では予めサイズ決めて生産しているため、各々のキッチンに合わせるという事はまず期待できません。
サイズがあったキッチンマットが敷かれている、このことはカーペットスタイルの水廻りマットとしては特別な事なのです。
ノーマル型のキッチンマットはすき間なくキッチンをカバーできるがいいですね。
(Point!) キッチンマットはサイズが選べたりイージーオーダー、サイズオーダーが利用できるお店がいいですよ。
■ サイズが選べるゆりかご型キッチンマット
曲線の視覚効果でほんわか、やさしくなった感じです。
カーブは大きく安定した形で、斜めからの眺めはモダンな印象に映ります。
くつろぎ感を表わすため、あえて「ゆりかご」という名称になっています。
異形でもイージーオーダー加工を併用して頂く事で例えば下のような対応も可能となります。
L型キッチンマットの配置例とイージーオーダー加工による形のバリエーション
左は長いのと短いのをそれぞれに、ポンと敷いた感じです。
ラグはラフに敷いても存在感があり、これはこれでいいと思います。
右はそれぞれに淡いグレーとイエローで塗られているところがイージーオーダーで直角加工にした場合の1つの例となります。
イージーオーダー加工ではサイズだけではなく、さらにそれぞれの好みやご都合に合わせた形を実現することができます。
ピーナッツ型キッチンマットの波型は州浜のようなゆったりとした波打ち際のイメージがとても印象にのこる形です。
なみなみの曲線は北欧を連想させ、静かな興奮を呼び起こします。
こちらもゆりかご型と同様に異形ですが、下の図のようにイージーオーダー加工でさまざまな対応が可能となります。
マットは決してむずかしいものではありません。生活に楽しさをあたえ、手軽に空間を演出してくれる小道具です。
カーペットスタイルの敷物は、数千年前から今もなお人々に愛され、くつろぎと安らぎの時間を与えてくれています。
次は、サイズも感性もマッチするあなたのキッチンマットを実現してみてははいかがでしょうか?
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。